Windows ServerでWindows Update後の再起動を予約した時間に行う方法 2019.11.01 FRI

Windows ServerでWindows Update後の再起動を予約した時間に行う方法
目次

Windows ServerでWindows Update

Windows Serverを運用する上で避けて通れないのが「Windows Update」 です。
Windows Updateに付き物なのが「再起動」です。
しかしサーバーとなると、常時稼働が基本で、いつでも再起動というわけにはいきません。
勝手に再起動されてWebがダウンとかなったら大変です。
なんとWindows Server 2016ではWindows Updateの画面で簡単に時間指定が行えます。

私はここ数年更新してないですー寝てる間に楽しいことあったら困るしー

すぐにでもしたほうがよさそうですよー

Windows Server 2016での再起動指定方法

  1. Windows Updateの画面を表示します。   Windows Update
  2. まず、アクティブ時間を設定します。
    たとえば10:00~22:00にします。 アクティブ時間
  3. 更新ファイルをインストールします。インストールはこの例ですとアクティブ時間内の10:00~22:00の間に行う必要があります。
    アクティブ時間以降にインストールした場合、ログアウト後に自動で再起動されてしまいます。
  4. 「再起動のオプション」をクリックします。 再起動したい時間を選びます。翌日の3:00にします。※インストール後、チェックできるようになります。 再起動のオプション
  5. 翌日3:00に自動で再起動されます。

簡単に再起動時間を指定できます。
Windows 10では「再起動のオプション」の設定がないようです。
サーバー用に用意された機能なのでしょうか。

Windows Server 2012以前での再起動指定方法

Windows Server 2012以前では、再起動のコマンドをタスク スケジューラで設定していました。 タスクスケジューラ
タスクスケジューラに下記の操作を登録します。

プログラム/スクリプト

shutdown.exe 

引数の追加

/r /t 60 /d p:4:1 /c "Windows Update 再起動"

Windows Update後の深夜に時間を指定します。

値  説明
/r PCをシャットダウンして再起動
/t 60 シャットダウンまでの秒数
/d p:4:1 シャットダウンの理由 pは再起動またはシャットダウンが計画されたものであること、4:1は「アプリケーション: メンテナンス (計画済)」
/c "再起動" シャットダウン理由コメント

しかし再起動は嫌ですよねー。