Web.configって何?
IISではWeb.configというファイルで、アップロード容量から、アクセス制御、転送、エラーの表示等様々な設定ができます。
Web.configは基本的にアプリケーションのルート上にあります。Apacheでいうところの.htaccessみたいな感じです。
IIS マネージャーからも様々な設定もできますが、Web.configを直接編集する方が手っ取り早いと思います。
既定のドキュメントの設定
index.htmlなどのデフォルトページを指定できます。
特殊なファイル名をデフォルトページにした場合、ここで指定します。
<configuration>
<system.webServer>
<defaultDocument>
<files>
<clear />
<add value="index.cshtml" />
<add value="index.html" />
</files>
</defaultDocument>
</system.webServer>
</configuration>
エラー表示の設定
エラーが発生した際に、ブラウザにエラー表示をだすか、出さないかの設定です。
リモートで確認が終わったら「On」に戻しましょう。
<configuration>
<system.web>
<customErrors mode="Off" />
</system.web>
</configuration>
mode属性の値 | |
---|---|
On | ブラウザに詳細エラーを表示しません |
Off | ブラウザに詳細エラーを表示します |
RemoteOnly | ローカルではブラウザに詳細エラーを表示します |
ASP.NETでのアップロードファイルサイズ変更
httpRuntimeにmaxRequestLengthを追加します。
<configuration>
<system.web>
<httpRuntime targetFramework="4.5.2" maxRequestLength="51200" />
</system.web>
</configuration>
属性 | |
---|---|
maxRequestLength | 数値を入れます(単位キロバイト) |
30000000バイト(約 28.6 MB)以上アップロードしたい場合
ここにも追記します。
<configuration>
<system.webServer>
<security>
<requestFiltering>
<requestLimits maxAllowedContentLength="60000000"/>
</requestFiltering>
</security>
</system.webServer>
</configuration>
属性 | |
---|---|
maxAllowedContentLength | 数値を入れます(単位バイト) |
転送については下記関連記事で詳しく載せています。